本当の強さを目指して

2021

〇-
●-



■ 青柳 好投報われず
6回94球、被安打6、奪三振4、与四死球1、自責点1
1,4,5回と先頭打者を出しながら粘りのピッチング。勝ちをつけてあげたかったが、こればっかりはしょうがない。
ここまで6試合を投げて防御率2.13の申し分のない働き。2勝止まりではあるが、6連勝していてもおかしくはない。いいピッチングをしている中で3試合勝ち星から遠ざかっているので、そろそろ勝たせてあげたい。腐らず好調をキープしてほしい。

■ 糸原 敢えて・・・
今シーズンは申し分ない活躍なだけにあまり言いたくはないが、負けたということもあり、敢えて書いておく。
ここ最近、無死1塁、1死1塁(打順が固定されているのでもちろん走者は近本)での攻撃で、併殺など噛み合わないことが多いような気がする。(4月は近本の調子が上がらず出塁率も低調だったため、最近何試合かでの近本の出塁率向上もあり、少し目立って見えるだけかもしれないが)今日の8回の併殺も接戦の終盤の中で大事な場面の1つであった。
常に盗塁を狙う1塁走者近本など、様々なことを考えながらの打席になり、よりレベルの高いものを求められるシチュエーションではあるが、近本の後を打てる打者は糸原しかいないし、そこが2番打者の醍醐味、より高いレベルを目指してほしい。
そして、近本はより早いカウントで盗塁を成功させて、糸原を助けてほしい。赤星憲広氏も「はやいカウントでの盗塁こそ価値がある」とよくコメントしている。
高いレベルを求めすぎかもしれないが、この2人にはもう1ランクも2ランクも、レベルアップしてほしい。

■ ルーキーの活躍(佐藤、中野)
佐藤はもちろん、中野もそこそこは期待はしていたが、期待以上の活躍である。
ルーキーにここま求めるのは酷かもしれない。タラレバの話しはすごく嫌であるが、終盤の大事な場面でちょうどこの2人にポイントがめぐり重なったので、苦言ではなく期待を込めた意味で書いておく。
佐藤の7回の2死2塁でのけん制死、代打糸井の場面でここからというところの場面だっただけに痛かった。
中野は8回の青木のセカンド内野安打、本職ではないセカンドという所の緊迫した場面の難しいゴロであったが、正確な送球であればアウトかもしれないタイミングだっただけにもったいなかった。
2人には、ここからもう1ランク高い野球を目指し、本当に強いタイガースを作っていってほしい。


コメント

タイトルとURLをコピーしました