お見事マルテ！ドローに持ち込む -

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終盤、風のいたずらもありもつれたが、マルテの引き分けのまま終了。打線はマルテの活躍で2得点。
村上の一発などタラレバを言えばキリがない。勝てなかったではなく、負けなかった試合と取ろう。

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■アルカンタラ安定したピッチング
6回1/3 105球、被安打7、与四死球3、自責点1
徐々に日本の野球、配球に慣れつつあるのではないか。先制の展開から追いつかれる展開が何試合か続いているので、もう少し粘りが出てくると勝ち星も増えるだろう。

■マルテ派手さ以外も重要な働き
初回の先制タイムリーに8回の同点打。今日は派手な活躍であったが、派手さはなくても地味な繋ぎであったり四球の多さであったり打線の要としての働きが続いている。2番バッターが2人続くような打線、相手ピッチャーは嫌だろう。前半戦、影のMVPと言っていいのではないか。

■及川圧巻ピッチング
忘れてはいけないのが、7回1死2塁、アルカンタラからバトン引き継いだ及川のピッチング。前回は逆転ホームランを許す登板、そんな状況の中でヤクルト打線主軸の青木、山田と続く難しい登板だったが、主軸2人を見事に料理し、矢野監督の期待に応えた。圧巻だったのが青木への攻め、2ボールとボールが先行する中、厳しいコースのストレート、変化球でカウントを作り、最後は147kmのストレートで見逃し三振。爽快感あふれる三振であった。7回の男にのし上がることができるか。次の登板が楽しみだ。