〇秋山(7勝4敗)
● 戸郷(8勝4敗)
3回、ジャイアンツの2つのエラーにつけ込み、2点を先制。その後も効果的に点を重ね6回までで4得点。
投げては秋山が気迫のこもった投球で7回途中まで1失点。
7回は、連打で無死2,3塁のピンチを招くが、ここで降雨コールドゲーム。重要な3連戦の初戦をものにした。
■秋山 気迫あふれる投球
6回0/3 81球、被安打6、与四死球0、自責点1
気迫、気持ちのこもった投球で見事にジャイアンツ打線を抑え込んだ。
今シーズンはジャイアンツに3敗、そして前回の悔しい降板(7/4の広島戦で3回降板)から中4日、雪辱を果たした。
特に追い込んでからの気迫のこもったストレート、見ていて爽快感を感じさせるピッチング。
前回の降板の采配については、色んな意見が飛び交っていたが、今日の秋山のピッチングを失敗ではなかったことが証明された。結果論だが、選手の気持ちを操る矢野監督の見事な采配と言っていいのではないか。
■ポイントでの攻撃と守り
まず、先制した3回表の攻撃、ジャイアンツの2つエラーから無死1,3塁、秋山倒れて1死後、近本の二ゴロの間に1点を先制、近本をは最低限の仕事をしたが、もらったチャンスということもあり、ここはどうしてもあと1点がほしいところ。ここで糸原だ。追い込まれながら、甘く入った5球目を見逃さなかった。見事にライト前のタイムリー。この1点が阪神にとっては大きかったし、ジャイアンツに大きなダメージを与えた。
そして、5回表にウィラーのホームランで1点を返された直後の5回裏の攻撃、1死から中野の中安打、秋山が初期できっちり送りバントを決め2死2塁、ここで近本、2球目の変化球をきっちりとセンターへ打ち返し1点をもぎ取った。取られた後の1点、これも試合の流れの中で大きな1点となった。
逆に秋山は、点を取ってもらった後の回である4回、6回をともに3人できっちりと抑えている。これも試合の流れを大きく引き寄せるポイントになったのではないか。欲をいえば、7回もきっちり抑えて降雨コールドといきたかったが、そこはそんなに甘くないよという天からの声かもしれない。これをしっかり受け止めて、明日、必ず取りたい!
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●デイリースポーツonline
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●スポニチ Sponichi Annex
・中4日の秋山の気迫! 矢野監督も絶賛「何よりも気持ち。すごく向かっている感じがした」
・阪神 ウル虎イエローで3戦3勝!矢野監督は吉兆データにニンマリ「縁起って俺、どこかで担いでいる」
●日刊スポーツ
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