〇及川(2勝1敗)
● 三嶋(1勝4敗15S)
今日も打線が繋がらない苦しい展開の中、最後にドラマは待っていた。
9回裏、なんと2死1塁からの5連打で一挙4点、最後は大山が決めて大逆転勝利。
■青柳 堂々のピッチング
7回 98球、被安打4、与四死球4、自責点1
1失点で向けた7回、2死1,2塁から少し甘く入った球を森に左中間に運ばれた。疲れがある中での失投であるが、この失点は何とか抑えたいところだ。さぁオリンピック!がんばれ青柳!!
■9回のドラマ
不思議の勝ちとは、まさにことのことだろう。繋がらない打線、重い雰囲気の中での9回のドラマ。年間1試合あるかないかの逆転劇であった。
2回から8回まで毎回ランナーを出しながら、得点に生かせない。ここ最近のタイガースを象徴する試合展開。9回も1死から梅野が出るも中野がいい当たりの右飛に倒れ、2死1塁。ここまでは変わらず重い雰囲気。
ここで今日はスタメンを外れた佐藤が代打で打席に立つ。ここで流れが少し変わったような気がした。0-2と追い込まれながら、空振りした2球目と同じフォークボールが2球目より甘く入った3球目。通常であれば遊ゴロの当たりも、佐藤シフトを敷くショートの左を破る中安、センターもやや右寄りに守っていたこともあり梅野は一気に3塁へ。ここで1,3塁とできたことも大きかった。
そして近本、追い込まれながら4球目のフォークをしぶとくレフト前に弾き返し、ようやく1点が入る。この1点で一気に流れはタイガースへ。
ここで糸原、フォーク、ストレートと外れ、サヨナラのランナーは出したくない三島が投じた3球目の甘く入ったストレート、糸原らしい中安で2塁ランナーの江越が返り、1点差。
続くマルテ、0-2からの3球目の真ん中外へのストレート、かなり際どいコースだったが、甲子園は久々にお祭り騒ぎ、審判も雰囲気に飲まれたか、右手が上がらない。4球目のストレートをセンターへ弾き返し同点。
さぁ大山、今日もチャンスでの凡退が続きプレッシャーがかかっていただろう。ここで倒れたものなら、外野はまた騒がしくなる。しかしここで決めるのが、4番である。初球を見事にセンターに運び見事サヨナラ。形はどうであれ、ここで決めたことが大きい。
この試合、興奮を覚えるはずの試合展開、私だけかもしれないが、なぜか安堵感が大きかった、最後に決めたのが大山ということもあるだろう。この気持ちを代弁するかのような矢野監督の涙。大きなターニングポイントとしてほしい1試合だ。
【ハイライト】7/12(月) 神4x-3デ(甲子園)| 9回二死から4者連続タイムリーで劇的サヨナラ勝ち!最後は4番大山が決める!
【7月12日阪神対DeNA】先発は防御率リーグトップの青柳!藤浪3者連続三振!9回ウラ怒涛の攻撃!キャプテン大山がサヨナラタイムリー!!阪神タイガース密着!応援番組「虎バン」ABCテレビ公式チャンネル
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●デイリースポーツonline
・阪神・藤浪が三者三振、及川は152キロ 逆転呼ぶ好投に矢野監督「感動してます」
・阪神・矢野監督の目に涙 大逆転サヨナラ勝ち「全員の気持ちだと思います」
・阪神“神がかり”12年ぶり3点差逆転サヨナラ 2死から5連打、大山締めくくる
●スポニチ Sponichi Annex
・意地の一本だ ベンチスタートの阪神・佐藤輝が9回に「代打初安打」
・貧打に沈黙する甲子園を沸かせた158キロ 阪神2番手の藤浪が8回に3者連続三振の快投
●日刊スポーツ
・阪神大山悠輔「いい意味で割り切れた」4打席凡退後にサヨナラ打
・【大石大二郎】打てなければ足を 阪神得点力アップには機動力が必要
・阪神梅野隆太郎「なにかあるんじゃないかと」9回1死からサヨナラに火付け
・阪神近本光司「後ろにつなぐことしか考えてなかった」反撃の適時打
・阪神マルテ「みんなの仕事もあってのこと」サヨナラ勝ちにつながる同点打
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