あっぱれ伊藤将!4連勝!

2021

2021年8月18日17:45~ 対DeNA@東京ドーム
今日は終盤の見事な逆転劇。
2回、ロハスの右中間への弾丸ライナーのホームランで先制するが、4回に同点にされ7回にはオースティンのバックスクリーンのホームランで勝ち越しを許す。その直後の8回、先頭の糸原がレフト戦への2塁打、サンズのセンター前で無死1,3塁とし、大山のセンター前ヒットで同点、佐藤が四球で繋ぎ、ロハスの押し出し死球で勝ち起こし、その後も中野の犠牲フライで1点追加、9回には佐藤のライト前タイムリーでダメ押し。
投げては、先発の伊藤将司が8回を投げ、最後はスアレスが締めた。

■伊藤将 省エネピッチングで6勝目
8回  98球、被安打4、与四死球0、自責点2
ストライク先行の省エネピッチングで8回を98球2失点。無四死球が大きかったのではないか。7回へのオースティンへの失投はいただけないが、そこまでの力投に野手陣も応え、直後に逆転、8回を見事に投げ切った。

■終盤の見事な集中打
昨日に続き、終盤の集中打。代走陣含めた走塁を生かした攻めが勝因の1つではないか。
大きかったのは8回無死1,3塁からの大山のセンター前ヒットで、1塁ランナーの熊谷が3塁まで進塁した場面。ピッチャーの頭をゴロで超え、2塁ベース上を抜けるヒット、二塁手ももう少しのところで追いつけない打球、この状況で1塁ランナーの熊谷はセカンドベースへスライディングしながらもすぐに立ち上がり、3塁を陥れた。普通ではできない。記録には現れないビッグプレー。
さらにこの日は、トータル3盗塁で相手バッテリーを攻め立てた。1,3塁で無条件で盗塁を決めていくシーンは、少し失礼ではあるが、少年野球を見ているようでもあった。見ていて実に気持ちのいい終盤の攻めだった。

■今日も光る矢野采配
7回のチャンスで伊藤将に代打を送らず続投させたり、各所の代走、守備固めの起用と今日も采配が光っていた。今日のような終盤にもつれる接戦になってくると、植田、熊谷、島田、このピースをどの順番でどう起用するかの判断も采配の見せ所となってくる。

■相手ながらあっぱれの森の肩
DeNAショート森の肩はあっぱれ。平凡な守備でも1塁へ送球する球のキレ、軌道は際立っている。その肩が光ったのが6回無死1塁で、ロハスのレフト戦に落ちるフライをワンバウンドで捕球し、すぐさま2塁への矢のような送球で1塁ランナーを2塁捕殺、かなり際どいタイミングだったので、映像では確認できなかったが、1塁ランナーの佐藤が判断ミスをしたというわけではないような気がする。森はなんと2年目の19歳、体つきも2年目としては申し分ない。ソフトバンク今宮に継ぐか、それ以上の強肩ではないか。

YOKOHAMA DeNA BAYSTARS CHANNEL
2021.8.18ハイライト【DeNA vs 阪神】大貫晋一選手の好投に報いるT.オースティン 選手が逆転ソロ本塁打を放つも、その後リードを守れず勝ち越され敗戦・・・


デイリースポーツonline
・阪神・矢野監督「この試合のMVP」8回2失点6勝目の伊藤将を絶賛
・快勝の阪神「よくも悪くも『足』がクローズアップされた試合」岡義朗の眼
・阪神・ロハス先制弾&決勝押し出し死球 矢野監督「ホームランにできるのは大きい」
・阪神・伊藤将 8回4安打2失点で球団新人左腕35年ぶりとなる6勝目の権利

●スポニチ Sponichi Annex
・阪神・佐藤輝 通算58打点で球団新人歴代単独3位に浮上 「打点を挙げるのがいいバッター」

●日刊スポーツ
夏の甲子園決勝&阪神戦の同日開催プラン浮上 長雨で大幅な順延想定
・阪神矢野監督代打送らない“勝負手”「任せてみようと」伊藤将司の続投決断
・阪神糸原健斗、逆転口火打! 初回11打席ぶり安打で後半戦初マルチ安打

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